大酉祭

 ご祭神として、第十二代景行天皇を父にもち、倭武天皇ともいわれ、国土開拓の祖神として多くの英雄信仰があり、亡くなると八尋の白智鳥となって天に飛び去ったと言われる日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祠りしてあります。

 大酉祭の始まりは新嘗祭の時期(11月)であり、新穀収穫の祭り、感謝の祭りに関連して、街の発生、商工業の隆盛、そして商人の信仰が交わって始まりだしたと言われています。そして江戸時代には商人、水商売の人たちから信仰を多く集めました。かつては、武運長久の神として武士の信仰を集めたり、豊作祈願の農民の信仰を集めたりもしました。また、お鳥さまの鳥は取に通じるとして、縁起を担ぐところから生まれたとも言われています。

 当社は東海道に大きな神前町を持つ品川宿の総鎮守としてだけでなく、品川の大鳥さまとしても、かなり古くから品川はもとより、東京近郊の地域からも信仰を集めていました。そして、当社の熊手は開運出世、財福招来、厄除け、縁結び、交通安全のご利益があるといわれる、真にありがたい神器であります。年ごとに新しくお受けになり、家庭内の神聖な所にお置きください。


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